2015年2月7日土曜日

<ガンからの生還>講演会のお知らせ

 地球規模の気候変動で起こるいのちの危機と並行して忍び寄るのが、自らのいのちが内部から崩壊する現代病による生存の危機である。
 その病気の代表格がガン。日本人の死因のトップであるガンの死亡率は、1985年に比べ2011年度で約2倍となっている。2014年度の予測では、罹患率88万人、死亡率は37万人になると言われている。3人に一人がガンで死ぬ時代と言われて来たが、今や、夫婦のどちらかがガンで死ぬ時代になったとも言える。
 このガンをどう乗り越えるかは言うまでもなく現代医療の最大の課題である。膨大な数の専門家が研究に携わり、日々、高度な医療機器が続々と開発され新薬が登場するが、未だにその根本的な解決策は見つかっていない。むしろ、過剰な検査、進み過ぎた医療で様々な問題も噴出。ガンとの闘いは脱出口の見えないモグラたたき状態となっている。
 この状態からの解決策は、発想の転換である。木を見て森を見失いつつある現代科学の視点を変え、自然やいのちの本質から症状を見て行く発想の転換が求められている。そんな提案をと企画したのが今回の講演である。その良い一例が以下の<〜余命宣告三ヶ月からの生還〜「私はこうして食でガンから生還した!」ぜひ、興味のある方はご参加を。




               
 

  
                                                      


 
 

2015年2月4日水曜日

「心を養うための食事を」


 世界の多くの国々が今、戦争やテロ、殺人、家庭内や親子の間にも広がる暴力の悲劇的な状況にあるのは、グローバルな地球に向かう潮流の中で、いのちの安全を無視した劣悪な食、美食、飽食、偏食によっていのちが侵され、異常な身体となった人間が狂った心を生み出しているからでもある。
 私が40年間、十数カ国8500人が体験した「食による心身改善法のセミナー」を続けて来られたのは、人間の身体が食で大きく変わると言う事にとても興味があったからだ。と同時に、それ以上に、心までもが変わると言う事実を数えきれないほど体験し、その大きな喜びを誰よりも感じていたからでもある。
 人間は食べものを食べ生きている。食が変われば血液が変わり身体が変わるのは当然だが、心までもが変わると言う事実に多くの人が気付いていない。それは、現実にそれぞれのいのちの中で起きているにも関らず、そうしたことに大半の人が無関心だからだ。
 化学物質を大量に摂取することは言うまでもなく、動物性食品の摂り過ぎは心を荒々しくし、アルコールや清涼飲料水、果物や生野菜、白砂糖の食べ過ぎは、しばしば心を落ち込ませる。ファーストフードやジャンクフードは不安定な心を生む。アメリカの刑務所での実験によると、穀物と野菜を中心にした食事によって、犯罪者の復帰後の再犯率までもが減少すると伝えられている。
 人は、良質な食事と正しい食べ方で血液がきれいになり体質が改善すると、驚くほど穏やかできれいな心に変わる。「肉体は魂の胎盤である」とは、身体は、健全な魂(心)を育てるための土壌なのだと言った意味でもある。  
 かけがえの無い毎日を元気な身体で過ごすことは大切だが、人生とは、魂や心の成長のための貴重な道のりでもある。「心を養うための食事」ぜひ多くの人に気付いて欲しいものである。