2008年10月12日日曜日

偏食について

食べ物は、バランスです。塩辛いものを沢山食べれば、喉が渇き、水が欲しくなります。現代人の多くが沢山水を飲まなければ身体に悪いと半強制的に思っているのは、喉が渇くような種類の食べ物を日常的に大量に食べているからです。味の濃い料理、油分の多い料理、肉、魚、乳製品などの動物性食品の過食、美食、飽食エトセトラ。これらの食べ物を解毒、中和し、体内でバランスを取るために、身体は一方で、反対の性質を持つ水分や果物、甘いもの、アルコール等を強く要求します。偏った食になればなるほど、こうした正反対の食べ物や飲み物を求めると言う傾向は、ますます強くなるのです。その結果、やがて、バランスを決定的に失った病気と言う状態を作り出してしまいます。日頃から、出来る限り極端な性質のもの、料理したものを過剰に食べないことが、偏食を正していく大切なポイントです。

2008年10月11日土曜日

飽食の理由(わけ)

飽食の時代と言われて久しいが、どうして、現代人はかくも沢山の食べ物を食べるのだろうか?半断食を指導をする者から言わせると、どうみても、現代人の大半は、食べ過ぎで身体を壊している。これまで6000人以上の人間を見て来たが、誰一人として、食事が不足で病気になっている人は居なかった。食べ過ぎると当然内臓は疲弊する。疲れた内臓では消化吸収力が落ちエネルギー不足を感じるからもっと食べなきゃと思う。不自然で偏った極端なものを大量に食べるから余計に身体は疲れてしまう。疲れた身体では食べてる割にはうまく栄養を取り込めずに、また食べなきゃと思う。この悪循環でいよいよ人は飽食から抜け出せなくなってしまう。
人間の身体も車と同じである。燃費の良い車はわずかなガソリンでも長い距離を走ることが出来るが、燃費の悪い車ではわずかな距離しか走れない。人も身体が良ければ、わずかな食事で充分に栄養は事足りるものなのだ。そのためには、まず身体をきれいにして、栄養をしっかりと取り込める健康な身体を造ることだ。そうすれば、誰もが無理なく飽食から抜け出すことが出来る。